2026年10月 · アムステルダム訪問

アムステルダムのコーヒーショップについて知っておきたいこと

まず「コーヒーショップ」という言葉はいったん忘れてください。アムステルダムのコーヒーショップは、コーヒーも出す喫茶店ではなく、成人が大麻を購入し、その場で楽しめる許可を受けた店です。実際どういうことなのかをご説明します。

現在のローテル通りにあるコーヒーショップ Het Ballonnetje の青い外観

そもそも合法なのか。 正確には違います。ここでの大麻は合法ではなく「黙認」されている状態で、この二つは同じではありません。入口の確認がこれほど厳格なのも、まさにそのためです。別の記事できちんとご説明しています。

同じ店は二つとない

アムステルダムに残るコーヒーショップは2026年現在165軒ですが、ルール以外に共通点はほとんどありません。小さく使い込まれていて、それを少しも気にしていない店。同じ人が同じ席に20年座っているような場所です。一方で、大理石と真鍮を使い、額に入れたくなるようなメニューを備えた洗練されたバーのような店もあります。

どちらが良いということはありません。そこで過ごす一時間に何を求めるか次第です。

何が置いてあるか

多くの店にフラワー、ハシシ、巻き済みのジョイント、そして食用製品があります。ブラウニーとスペースケーキが定番です。それとは別に、しっかりしたドリンクメニューがあるのが普通で、コーヒー、豊富な紅茶、ソフトドリンク、軽食を置く店もあります。

どの店にもないのがアルコールです。これは店の方針ではなく国の条件です。ビールもワインもなく、持ち込みもできません。

パスポートを必ずお持ちください

18歳以上であることが必要で、入口で有効な身分証明書またはパスポートを確認します。全員に、毎回、見た目の年齢に関係なくです。スマートフォンの写真では不可です。

これは最も融通の利かない規則です。店が営業許可を失うのはまさにこの点だからです。身分証を忘れた場合、どれほど遠くから来ていても入店はできません。

支払いについて

コーヒーショップは現金のみ、という以前の認識はほぼ過去のものです。現在はデビットカードやクレジットカードが使える店が多く、当店もそうです。ただし店によって異なり、カード払いに少額の手数料をとる店もあります。あてにされる場合は入口で確認しておくとよいでしょう。

どの店にも共通する規則

そのうえで、各店が独自の店内ルールを定めています。迷ったらカウンターで尋ねてください。ごく普通の質問で、スタッフは毎日聞かれています。

いつ来るのがよいか

午前は一日のうちで静かな時間です。9時から正午ごろまで、多くの店はほとんど空いていて、スタッフにも話す余裕があり、空いた席をとるのではなく自分でテーブルを選べます。混み合うのは夕方から夜、とくに週末です。

市内のどこにいるかも同じくらい重要です。旧市街の店は観光客の流れをまるごと受け止めています。そこから十分ほど歩くか、トラムで一駅——プランターヘ、オースターパルク側、当店のあるローテル通り——それだけで、ずっと静かで、腰を落ち着けやすく、この街の実際の姿にかなり近づきます。

初めての方へ

注文の前に知っておくとよいことが二つあります。メニューは定期的に変わり、強さにもかなりの幅があります。ネットで見た名前を持ち込むより、カウンターで何を求めているか、どのくらい経験があるかを伝えてください。そのためのスタッフです。そして食用製品は喫煙とは別物です。スペースケーキは効き始めるまでに1時間以上かかることがあり、そのあとずっと長く続きます。少量から始めて、時間を置いてください。

この話にはもっと書くことがあるので、初めての方向けの記事にまとめました。どれくらいから始めるか、品種名にどこまで意味があるのか、ジョイントの巻き方まで。

ゆっくりしていってください

コーヒーショップは、買ってすぐ出る場所ではありません。たいていの人は何かを買い、飲み物を注文して、1時間ほど過ごします。「ショップ」という言葉が取りこぼしているのはそこです。店というより、たまたま大麻を売っている居間のような場所であり、この街の成り立ちの一部でもあるのです。

それがどう生まれたのかを詳しく知りたい方は、アムステルダムのコーヒーショップの始まりについて書いた記事をどうぞ。当店の名前の由来もそこにあります。

当店にもぜひお立ち寄りください — Roetersstraat 12、毎日9時から24時まで営業しています。

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